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スタッフブログ
2024.08.22冬の便秘になっていませんか?
今回は、冬の便秘についてです。
便秘でおなかがポッコリ…どうしたら便通が良くなるの?
季節を問わず便秘に悩まされている方は多いのではないでしょうか?
特に冬の便秘は頑固!!
便秘が酷くなると食欲がなくなり、頭まで痛くなってくる人もいるそうです。
★冬の便秘は何が原因なの?
①水分不足
冬は気温が低いため、どうしてもこまめな水分補給を怠りがちになります。
冷たいものを飲むと体が冷えてしまうし、かといって温かい飲み物を用意するのも面倒…。こうしたことが原因で水分不足になり、便秘がちになってしまうのです。
水分が不足することは水分を含ませることで便をやわらかくさせる機能を低下させてしまいます。
つまり便が硬くなってしまい、排便がスムーズに行われずに便秘になってしまうということです。具体的には直腸内に固い便が溜まるという直腸性便秘を起こしてしまいます
冬の寒い季節はおしっこの間隔が短くなり、必然的に水分が排泄されますので水分不足になってしまいます。
冬場は乾燥していて、自分では気づかないのですが、かなり大量の水分が気化熱などにより奪われています。
このように冬は自分では自覚していなくても、夏場と同じくらい水分が奪われているのです。
自分たちが知らない間に水分は失われているのです。
②体温の低下
また冬は当然のことながら他の季節よりも温度が低いです。温度が低いと手がかじかんだり、体が動かなくなりますが、これは腸内運動にも同じことが言えるとされます。
体が冷えていると便を押し出すぜんどう運動が鈍くなってしまい弛緩(しかん)性便秘という便秘に陥ってしまうとされます。
また寒いから外に出ず運動不足も原因として挙げられます。
寒いとなかなか体を動かす機会が減ってしまい、運動不足になりがちになります。
体を動かさないと腸の運動が促されなくなり、便秘になってしまうのです
★ 寒い時期の便秘の解消法
◎水分補給をする。
やはり冬は水分の摂取量が低下しているのでまずは飲み物で水分摂取するのが大事です。
ちなみに1日に必要な飲み物の目安としては 1.5リットル~2リットル が必要とされます。
水は一気にたくさん飲んでも尿になってしまうだけなので、 こまめに少しずつ飲むようにしましょう。
ただ、温かいものを飲んで体も温まると、自律神経の副交感神経が優位にはたらくようになり、腸の動きが良くなります。
中でも白湯は朝一番に飲むものとしては最適!
◎冷えを予防する。
体が冷えると血流が悪くなり、腸に届く血液量も低下します。そのため腸の働きも悪くなり、便秘やお腹の張りにつながります。
つまり、 冷えによるおなかの血行不良で、腸がきちんと動いてくれないから便秘になるのです。
ということは、便秘を解消するには、腸を温める必要があるということです。
腸を温めるというと、お風呂やあったかい食べ物が浮かぶかもですが、それは一時的なもの。
湯船に浸かったり、温かいものを食べるだけでは、冷えの解消にはなりません。
腹巻きを 着用し、おなかを温めることが効果的です。おなかは、冷やしてはいけない重要な臓器が集中しています。
昔から伝わるアナログな方法ですが、腹巻きは毎日身につけられて、手っ取り早く身体を冷えから守ってくれる便秘解消アイテムです。◎軽い運動をする。
あまり外に出ないと腸の働きが鈍くなる原因になります。
部屋でできる軽い運動を試してみましょう。
ストレッチやヨガ、腹筋などゆっくりとした動きのものでも十分便秘に効果があります。暖かい部屋の中でできるというのもうれしいですよね。腸の血流も良くすることができるので、便秘解消に運動は欠かせないものとなります。
余裕があれば冬景色を見ながらのウォーキングも気分転換になりますよ!
◎ストレスに対処する。
冬は、 人間にとって『寒さ』という環境ストレスがかかる時期です。
このストレスを受けて、冬場は腸の動きが悪くなってしまうのです。
腸の動きを正常にするためには、 副交感神経優位のリラックス状態 にすることが大切です。
身体の多くの内臓器官の機能に関わる自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられ、
シーソーのようにバランスをとりながら働いています。
ですが、自律神経は、わたしたちの意思でコントロールすることは出来ません。体が冷えると、末梢神経(細い血管)が収縮し、交感神経が優位になる傾向にあるのですが、
腸は副交感神経が優位の時に活発に働きます 。★副交感神経を優位にする方法としては
・深呼吸をする、
・好きな音楽を聴く、
・声を出して笑う、
・アロマの香りを楽しむ、
・温かい飲み物を飲む、
・マッサージを受ける、など。といったものがあります。
中でも、思わず声を出して笑ってしまうようなものがオススメです (* ´艸`)
上記の方法が冬の便秘に対して効果的な解消法になります。早ければ2~3日で改善されていきます。
意識して水を飲むなど、日常のちょっとした工夫で、腸のぜんどう運動を促すことができるので、ぜひ試してみてくださいね。(*^_^*)
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