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野球肘
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野球肘の治療について
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野球肘は、野球などの投球動作により肘に過度の負担がかかることで生じる障害の総称です。特に成長期の子供や青年に多く見られ、肘の軟骨や骨、靭帯に損傷が起こることがあります。この障害は、肘にかかるストレスの部位によっていくつかの種類に分けられます。
まず、内側型野球肘は、投球動作中に肘の内側に強いストレスがかかることで発症します。特に成長中の子供に多く見られ、肘の内側の成長軟骨にダメージを与えることがあります。一方で、外側型野球肘は、肘の外側に負担がかかることで、外側の軟骨が損傷し、最終的には関節炎に進行する可能性がある病態です。また、後方型野球肘は、投球動作を繰り返すことで肘の後方にある骨がぶつかり合い、骨の成長板に影響を与えたり、骨棘が形成されることがあります。
野球肘の主な症状には、肘の痛み、特に投球時の痛みがあり、また、肘の可動域が制限されることもあります。さらに、肘に力が入らない感じや不安定感、炎症や腫れが現れることもあります。
この障害を予防するためには、まず投球フォームを改善し、適切な休息を取ることが重要です。また、柔軟性を向上させるためのストレッチやトレーニングも効果的です。投球回数の制限や、適切な体のケアが肝要です。治療に関しては、軽度の場合は休養やリハビリテーションが有効ですが、重度の損傷がある場合には手術が必要になることもあります。いずれにせよ、早期に症状を発見し、適切な対応を行うことが、野球肘の予防と回復において非常に重要です。野球肘の治療方法
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野球肘の治療法は、症状の重さや損傷の程度によって異なります。まず、軽度の野球肘の場合、最も効果的な治療法は休養とリハビリテーションです。投球やその他の負荷をかける動作を一時的に中止し、肘の炎症を抑えるためにアイシングを行うことが推奨されます。また、炎症や痛みがひどい場合は、医師の指導のもとで非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を使用することもあります。
リハビリテーションでは、まず肘周辺の筋肉を強化し、柔軟性を高めるトレーニングが行われます。これにより、肘への負担を軽減し、再発を防ぐことが期待されます。また、理学療法士によるマッサージやストレッチングが組み込まれることもあります。
一方で、損傷が進行している場合や、リハビリテーションが効果を上げない場合は、外科的手術が必要となることがあります。手術では、損傷した靭帯や軟骨を修復するほか、骨棘が形成されている場合にはその除去が行われます。術後は、リハビリテーションが再び必要となり、投球動作に戻る前に十分な回復期間が設けられます。 最終的には、適切な診断と治療プランの策定が重要であり、早期に専門医の診察を受けることが推奨されます。
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