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スタッフブログ
2025.08.26野球肘の原因は下半身!?
野球肘の原因は下半身!?意外なメカニズムとは
野球肘と聞くと、多くの方は「投げすぎ」や「肘の使い方」に原因があると思いがちですが
実は、下半身の柔軟性の低下が野球肘の大きな原因となることをご存じでしょうか?特に「股関節の動き」が制限されることで、投球フォーム全体に影響を及ぼし、結果的に肘へ過度な負担をかけてしまうのです。
下半身と野球肘の関係性
1. 股関節の柔軟性低下
股関節の内旋(内側にひねる動き)ができないと、投球時に体をスムーズに回旋できません。
2. インステップの発生
股関節がうまく使えないと、前足が内側に入り込む「インステップ」が起こりやすくなります。
このフォームの崩れにより、下半身の力をボールに伝えられず、上半身だけで投げる「手投げ」になってしまいます。3. 上半身への過剰な負担
手投げになると、肩や肘に大きなストレスが集中します。
その結果、「内側側副靭帯の損傷」や「成長期の骨端線障害」など、いわゆる野球肘を引き起こすリスクが高まります。
野球肘を予防するための改善方法
1. 股関節ストレッチ
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開脚ストレッチ
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仰向けでの股関節回旋運動
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ハムストリングス・お尻の筋肉のストレッチ
下半身の柔軟性を取り戻すことで、投球動作がスムーズになります。
2. 体幹トレーニング
股関節の動きと連動させるためには、体幹の安定性が欠かせません。
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プランク
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サイドプランク
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ブリッジ運動
といったトレーニングを継続することが効果的です。
3. フォーム改善
専門家のチェックを受けて、股関節からしっかり力を伝えるフォームを習得することが重要です。
札幌スポーツ整骨院スポさかでの野球肘予防サポート
当院では、野球肘の治療だけでなく、股関節や下半身の動きを改善するトレーニング・整体も行っています。
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ハイボルト治療で炎症や痛みの早期改善
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股関節や体幹の動きを引き出す整体
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野球専門のトレーニング指導
「肘が痛いから肘だけを見る」のではなく、全身の動きから原因を探し、根本改善を目指すのが当院の特徴です。
まとめ
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野球肘の原因は肘だけではなく、下半身にあることが多い
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股関節の柔軟性低下によりインステップが起こり、手投げにつながる
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予防にはストレッチ、体幹トレーニング、フォーム改善が重要
もし肘の痛みやフォームの不安がある方は、早めにご相談ください。
肘の痛みがなくても、下半身の動きを見直すことが「野球肘予防」の第一歩です。 -
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