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スタッフブログ
2025.12.08「前に倒すのも反らすのも痛い」バレー部男子の腰痛が5回で改善した理由
東区でスポーツ障害の改善に力を入れている整骨院として、今回は 中学1年生・バレー部男子(レフト) の症例をご紹介します。
アタックやフライング動作で腰痛を抱える中学生は非常に多く、
「前に倒すと痛い」「反らすと痛い」という症状は、成長期特有の問題も多く関わっています。
▼ご来院のきっかけ
バレーボールのアタック・ジャンプ・着地時の振動 で腰が強く痛むようになり、思うようにプレーができなくなったため来院。
特に前屈・後屈のどちらの動きも痛いということで、初見では腰椎分離症の疑いがある状態でした。
▼初回の評価
来院時の主な症状は以下の通りです。
・腰を前に倒すと鋭い痛み
・腰を反らすと腰の深部が痛む
・4〜L5(腰の下部)に圧痛
アタック動作で腰が抜けるような感覚
中学1年生は成長期で、骨が未発達なため分離症が起こりやすい年代。
そのため慎重に評価を行い、まずは応急的に痛みを軽減する施術を行いました。
▼初回施術での大きな変化
施術内容は、
・ハイボルト治療(炎症抑制、使えない筋肉を使える様にした)
・整体による骨格、筋バランス調整・柔軟性の向上
・使い方の指導(姿勢・動作)
を組み合わせて実施。
その結果…
・前に倒す可動域が大幅に改善!
・反らす動きもスムーズに
・症状は 5割以上軽減
初回から明確な変化が見られました。
▼分離症の疑い → 病院で検査
痛みが分離症の特徴と似ていたため、念のため整形外科で検査を受けていただきました。
結果は…
→ 分離症はなし
痛みの原因は、
・身体の硬さによる柔軟性の低下
・身体の使い方
・インナーマッスルの筋力低下
という 機能的な腰痛 であることが判明しました。
▼5回目の施術でほぼ痛みが消失
痛みの原因が分かったため、改善のために
・インナーマッスルトレーニング(EMS)
・柔軟性アップの整体
・骨盤・腰椎の安定性向上
・正しい身体の使い方の指導
などを継続的に行いました。
その結果…
●5回目の来院で、ほぼ痛みが消失
アタック・フライング・ジャンプ動作でも問題なくプレーできる状態に。
▼現在の状態
痛みが取れた後も、再発予防のため以下を継続しています。
・体幹の安定性を高めるトレーニング
・柔軟性を維持する整体
・成長期に合わせた身体の使い方の最適化
骨格が成長していく中学生は再発しやすいため、良い状態をキープするメンテナンスが非常に重要です。
▼同じように「前に倒すのも反らすのも痛い」中学生へ
前屈も反らす動きも痛い腰痛は、
必ずしも分離症とは限りません。今回の患者さんのように、
・身体の硬さ
・力の入りにくさ
・動きのクセ
・筋バランスの崩れ
などが原因で起こるケースも多く、
適切な施術で早期改善 が可能です。東区でスポーツによる腰痛や分離症が心配な方は、ぜひ当院へご相談ください。
成長期アスリートの改善から再発予防まで、しっかりサポートいたします。 -
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