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スタッフブログ
2025.05.27スポーツ障害 野球肘【離断性骨軟骨炎(OCD)】
【スポーツ障害 症例報告】
野球肘(OCDの疑い)
年齢・性別:12歳 男児(小学6年生)競技:野球(ポジション:ピッチャー)
主訴:右肘内側の痛み(投球時に痛み)
【初診時の状態】
投球動作中に右肘の内側に痛み。キャッチボールや遠投でも痛みが出現。
肘の内側に圧痛あり、肘の可動域制限は軽度。
【治療内容】
✅ ハイボルト療法による疼痛緩和
✅ ストレッチ・可動域調整
✅ 投球フォームのチェックと改善
✅ 安静指導・投球中止の提案【経過と対応】
初期治療で疼痛は軽減したが、OCDの肘障害が疑われたため、専門医へ紹介状を作成し精密検査へ
検査の結果、「離断性骨軟骨炎(OCD)ではなく、炎症のみ」との診断
投球再開は経過を見ながら段階的に指導
約3ヶ月後、完治にて復帰【ポイント】
スポーツを頑張る小中学生に多い野球肘は、早期対応がとても重要です。
「少し痛いけど我慢している」という状態が続くと、将来的に重大な障害になることもあります。当院では症状の段階に応じた治療と、必要に応じて医療機関への連携も行っています。
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